「59分以内」なら無料で使える?、パーキングメーターのウワサは本当か

20150518c駐車場が足りないエリアでは貴重な駐車スペースになるパーキングメーター。59分以内ならタダで使えるという噂をご存じだろうか。パーキングメーターの駐車時間や料金(機器維持のための手数料)は機械によって異なり、東京では1回60分300円のものが多い。料金は後払いではなく、「車を駐車枠内に停めたら、はじめに手数料を入れてください」と警視庁のホームページにも書かれている。にもかかわらず、本当に59分以内なら無料で使えるのか。元駐車監視員の駐禁ライター松木和哉氏は実態をこう明かす。「噂は本当です。駐車監視員はお金を未納のまま駐車している車を発見しても、59分までは取り締まることができません。つまり59分までに戻れば、未納のまま走り去っても事実上はセーフです」

駐車監視員は警察から委託を受けた民間法人の従業員(みなし公務員)だが、59分まで未納を取り締まらないのは立場の問題ではない。駐車監視員は警察と同じルールで取り締まりをしているので、警察官がその場にいても同じ対応になる。では、なぜ59分未納でも取り締まりができないのか。「パーキングメーターは硬貨しか使えないため、駐車後にドライバーが両替のためにその場を離れざるをえない場合があります。お金の投入口は60分で閉まります。それまでは未納が確定しないので、取り締まらないことにしているのです」では、お金を入れている場合はどうか。もちろん、60分までは駐車できるのだが、それを超えた場合でも、説諭基準(お目こぼししてもらえる基準値)が定められている。「警察署によって違いはありますが、時間超過の場合、15分の超過(駐車時間としては75分)になってはじめて取り締まりを開始する警察署がほとんどです」
つまり、パーキングメーターにお金を入れると、取り締まりを避けて駐車できる時間が59分から74分へ15分間延びるという実質的な効果がある(逆に言えば、それだけの効果しかない)ということだ。

以上のように、パーキングメーターは59分までは事実上、無料駐車が可能なのだが、それがまかり通るようになると、きちんと料金を支払っているドライバーはたまらない。悪用を防ぐことはできないのだろうか。

「パーキングチケットなら前払い制でお札が使えるため、未納問題は解決できます。ただ、パーキングチケット発給機の設置はあまり進んでいません。そもそも両替に1時間近くかかるはずがないのだから、運用ルールを変えて20分程度で取り締まりを始めればいいのですが、いまのところそうした動きも見られません」正直に払った人が馬鹿を見る現状のシステム。早急な改善を望みたい。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/150516/bsa1505161711001-n1.htm

2: 名無しさん@13周年 2015/05/17(日) 13:33:04.79 ID:oJctMFVF1
60分までが300円だろ。

 

3: 名無しさん@13周年 2015/05/17(日) 13:35:30.53 ID:Kr3JMXQe2
1分にも満たない短時間なら無料なのは知ってたけど59分までオーケー立ったのかあれ?